サン・ビセンテ・デ・ラ・バルケラ(San Vicente de la Barquera)

2023年4月29日(土)、四番目の訪問地は San Vicente de la Barquera。Iglesia Santa María de Los Ángeles です。

ここは、南扉口と西扉口が素晴らしいです。

有料(€1.5)です。2023年4月は、掲示されていたHorarioによると、毎日10:00~13:00と16:30~18:30に開きます。

とはいえ、私は14:50頃に行きましたが、開いていました。私はHorarioを示しながら受付の女性に「教会は開いているのですか?」と尋ねました。受付の女性は「はい、私がいますから(開いています)。」と答えました。どうやら、緩やかに運営しているようです😁

目次

San Vicente de la Barquera へ .
概要 .
平面図 . .
内観(全体、身廊の柱頭) .
西側外観(西扉口) .
南側外観(南扉口) .

San Vicente de la Barquera へ

私はラフエンテ(Lafuente)から北東に約30km、36分ほど運転して、港町に着きました。14:30頃のことです。

魚市場(Cofradía de Pescadores)の北東にある無料駐車場(Aparcamiento gratuito)に車を停め、歩いて教会に向かいます。

城(Castillo de San Vicente)

バルケラ橋(Puente de La Barquera)を渡ると、城(Castillo de San Vicente)があり、城の先に目指す教会(Iglesia Santa María de Los Ángeles)があります。

概要

教会の外に案内板がありました。自動翻訳(DeepL)に助けてもらいながら、私が一部を抜粋して太字で和訳します。

様式が混在する Iglesia Santa María de Los Ángeles は、13世紀から16世紀にかけての長い期間をかけて、おそらくはそれ以前の教会の上に建てられた。
調和のとれた力強いアンサンブルを形成しており、その中にゴシックの特徴が見られる。
外観は、建物に組み込まれた大きな塔と、厳かな美しさを持つ二つのロマネスク様式の扉口が特徴的である。
内部は高い尖頭ヴォールトを持つ三つの身廊がある。最も重要な作品のひとつは、審問官 Antonio del Corro の墓で、この国で最も美しい葬祭彫刻のひとつとされている。また、祭壇画や、当時の埋葬者を迎えるオーク材の床も非常に重要である。

平面図

現地に平面図がありました。東が上です。

現地にあった平面図

厳かな美しさを持つ二つのロマネスク様式の扉口は西扉口と南扉口です。

内観(全体、身廊の柱頭)

二つのロマネスク様式の扉口をみる前に、ゴシック様式ですが、内部をみます。

身廊にて東を向く

動物の柱頭が、愛らしいです。

身廊の柱頭
身廊の柱頭

高い位置にありますが、目を凝らしてみる価値があります。

西側外観(西扉口)

外に出て、西側をみます。

通常に使われるのは南扉口なので、西扉口は閉まっていました。

西側外観

動物や人物、植物などの装飾があります。

西扉口
西扉口

天使もいます。

西扉口
西扉口

確かに、厳かな美しさがあります。

南側外観(南扉口)

南扉口をみます。

南扉口

柱頭の装飾に注目です。

南扉口

天使たちとか、音楽家とか、

南扉口

厳かなのに、なぜだか愛嬌があります。

Iglesia Santa María de Los Ángeles。南扉口と西扉口が素晴らしいです。

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