2022年9月10日（土）、最初に訪れたのは Musée Gadagne でした。でも、ロマネスク彫刻の展示がなかったので、Manécanterie に行きました。
Manécanterie には、11世紀のロマネスク建築が残ります。建物の色使いと繊細な彫刻がいいです。
順を追って書きます。
目次
Lyon へ
Musée Gadagne にロマネスク彫刻がない！
Manécanterie へ
Manécanterie：概要
Manécanterie：ファサード
LUGDUNUM – Musée & Théâtres romains（詳細は割愛）
脚注(1)Airbnb
Lyon へ
前日の9月9日（金）に、夫と私は電車でル・ピュイ＝アン＝ヴレ（Le Puy-en-Velay）から、リヨン（Lyon）に戻って来て、パールデュー駅から徒歩12分のAirbnb(1)にチェックインしました。9月20日にパリ（Paris）に行くまでずっと、Lyon近郊のロマネスクを巡ります。
Musée Gadagne にロマネスク彫刻がない！
私は、宿から地下鉄に乗り、Musée Gadagne に着きました。11時頃のことです。
Musée Gadagne はロマネスク彫刻で有名だった博物館。でも、博物館のウェブサイトなどを見て、変だなと思いました。だって、ロマネスクに関する情報が全然ないんです。だから、とにかく現地に来てみました。
インフォメーションの人は「ここはマリオネットを展示する博物館です。」の一点張り。インフォメーションの人が担当者に相談すると、担当者は「中世の彫刻なら、リヨン美術館（Musée des Beaux-Arts de Lyon）にいくつかあるかもしれません。」なんて言うんです。
いや、そうじゃない。
その担当者に詳しく話をきいたところ、2年前に中世の彫刻の展示をやめたそうです。作品は収蔵しているそうなので、展示再開を期待したいです。
みなさん、Musée Gadagne ではロマネスク彫刻の展示はやっていません（2022年現在）。
仕方なく、次の予定に移りました。
Manécanterie へ
Musée Gadagne から南に350m、5分ほど歩いて Manécanterie に来ました。
Cathédrale Saint-Jean-Baptiste の南隣にある建物が、manécanterieです。
Manécanterie：概要
Wikipediaやpatrimoine-lyon.orgを含む複数のサイトによると、、、
この建物は、リヨン歴史地区で最も古い建物の一つです。
11世紀のリヨンでは、この建物は聖ヨハネ司教座聖堂参事会員の食堂として使用されていました。通りに面したファサードはこの時代のものです。2世紀、さらに8世紀に建てられた建物の上に建てられています。
後に、Manécanterie の建物に使われたためにこの名で呼ばれています。Manécanterie は、聖堂や大きな教区に付属し、聖職者によって管理された、少年聖歌隊員の学校を意味します。
Manécanterie：ファサード
紅白の色づかいが良いですよね。
半円アーチの下に聖人像がありますが、16世紀にプロテスタントによってかなり破壊されました。
アーチや上のフリーズには繊細な彫刻があります。
Manécanterie、11世紀のロマネスク建築が残ります。建物の色使いと繊細な彫刻がいいです。
LUGDUNUM – Musée & Théâtres romains（詳細は割愛）
まだ12時前だったので、この後、西に16分ほど歩いてLUGDUNUM – Musée & Théâtres romainsに行きました。ローマ時代の 2 つの劇場の遺跡のとなりにある、ガロ・ローマ文明の博物館です。巨大な美しいモザイクを見たり、ローマの神々がケルト人たちにどんな風に受け入れられたかなどを知ったりして、面白かったです。ロマネスクに直接関係ないので、詳細は割愛します。
(1) Airbnb. ↩️
パールデュー駅から徒歩12分のAirbnb。台所、食堂兼居間、風呂トイレ、寝室二つという間取りのマンション。2人で6泊の総額が€ 548.06でした。
十分な広さがあり、洗濯機もありました。バスタブがあったので、久しぶりにゆっくり湯につかることができました。
このAirbnbは9月15日にチェックアウトしますが、気分を変えるために、同じリヨン（Lyon）市内で、別のAirbnbに移ります。
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