シェラド(Cheylade)

2022年8月17日(水)、最初に訪れたのは Cheylade。Église Saint-Légerです。

ここは、クワイヤに印象的な彫刻があります。

Cheylade へ

夫と私は宿から南に25分ほど車を運転して、山の上の村に着きました。12時頃のことです。

Église Saint-Léger(南側外観)

ベルの音が響くので、何だろうと思って西を見ると、のどかな谷の情景が広がっていて、牛が草を食んでいました。

教会の中に入ります。

Église Saint-Léger の内観:全体

教会の中の、全体の様子。

Église Saint-Léger(内観、身廊にて東を向く)

年代特定は難しいのですが、おそらく12世紀に建てられ、その後に改築が繰り返し行われたようです。

改築時に天井画が施されたようで、身廊と側廊の天井を鮮やかに彩っています。

天井画

でも私の目当ては、クワイヤの彫刻です。

十字架

クワイヤに近づくと、小さな十字架に気づきます。

Église Saint-Léger(内観、身廊にて東を向く)

磔刑図ではなく、

両手を合わせる女性のようです。

左右には2人の人物。不思議な図です。

柱頭彫刻

クワイヤには、印象的な柱頭彫刻がたくさん。

クワイヤの柱頭彫刻

これは、まるでプレ・ロマネスク。

クワイヤの柱頭彫刻

こちらも、12世紀よりも古そう。

クワイヤの柱頭彫刻

ふたつとも、下の方が後からけずられたようなんです。何かを置くためでしょうか。

とにかく、すごい存在感。

Église Saint-Léger。クワイヤに印象的な彫刻があります。

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