モンフェルミー(Montfermy)

2022年8月11日(木)、最初に訪れたのは Montfermy。Église Saint Légerです。

ここは、山の上の小さな村にロマネスク様式の建物と柱頭彫刻が残っています。ゴシック様式の壁画もかわいいです。

Montfermy へ

私は宿から西に35分ほど車を運転して、山の上の小さな村につきました。10時頃のことです。

Googleマップのスクリーンショット

清らかなシウル(Sioule)川に沿うように蛇行する山道を登ってきました。

役場(Mairie)の南から西を向く

私が事前にネットで得た情報では、教会は毎日10時から16時まで開いているとのことでした。でも7月30日(土)に来てみると、教会も役場(Mairie)も閉まっていたんです。そして、役場にメールして8月11日(木)に教会を開けてくれるように頼んだところ、開けてもらえた次第。ありがたかったです!ちなみに、役場は2022年8月13日から29日まで夏季休業とのことでした。

ロマネスク様式の後陣。この教会は、12世紀頃につくられた小修道院の付属教会だったようです。

Église Saint Léger(北東側外観)

外観をみます。

Église Saint Léger の外観

建物は3後陣。

Église Saint Léger(東側外観)

教会の南東には墓地があり、村の人たちがこまめに手入れをしています。

Église Saint Léger(南側外観)

持ち送りや、窓の上に装飾があります。

Église Saint Léger(南側外観、南扉口)

南扉口は色の違う石で簡素に装飾してあります。

Église Saint Léger(南西側外観)

西扉口も同様で、簡素です。

Église Saint Léger(西側外観、西扉口)

教会の中に入ります。

Église Saint Léger の内観

教会の中の、全体の様子。

Église Saint Léger(内観、身廊にて東を向く)

交差部にロマネスク様式の柱頭があります。

西側の二つは、12世紀によく見るテーマです。

Église Saint Léger(内観、身廊にて北東を向く)

つながれたサル

Église Saint Léger(内観、交差部西側の柱頭彫刻)

聖杯から飲むグリフォン

Église Saint Léger(内観、交差部西側の柱頭彫刻)

東側の柱頭彫刻は、植物なんですが、かなり繊細な彫りです。

Église Saint Léger(内観、交差部東側の柱頭彫刻)

西側のとは、違う人が彫ったのかも。

Église Saint Léger(内観、交差部東側の柱頭彫刻)

良いものが残ってて、うれしいです。

この教会のロマネスクについては、ここまで。

〜おまけ〜
ここからは、14世紀のものと言われているゴシック様式の壁画がかわいいんで、おまけ。

Église Saint Léger(内観、後陣のゴシック様式の壁画)

柱の間の物語や使徒たちも良いのですが、やっぱりそれらの上にいる天使たちが、かわいい。

問いかけるような表情の天使

うつむきかげんな天使や

ごきげんそうな天使。

Église Saint Léger(内観、後陣のゴシック様式の壁画)

前向きな気持ちになります。

Église Saint Léger。ロマネスク様式の建物と柱頭彫刻が残っています。ゴシック様式の壁画もかわいいです。

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