Parma、続きです。最後に司教区博物館(Museo Diocesano)を見ます。
司教区博物館(Museo Diocesano)は、パルマ大聖堂(Cattedrale di Parma)の北西にあります。
どうして司教区博物館を見学することに?
ここを見学するつもりは、なかったんです。
ここの受付で、洗礼堂に入るためのチケットを売ってるので来ました。
話を聞けば、洗礼堂のチケットを買うと、もれなく司教区博物館のチケットもついてくるとのこと。
せっかくだから司教区博物館も見学しようかなと思ったり、でも時間に余裕がないのよねと思ったり、、、
心が揺れました。
そんな私の目に、こんなのが見えたんです。
あれって、ヴィコフェルティレ(Vicofertile)の洗礼盤っぽいですよね?
好きそうなものが置いてあるのを見て、なんだかいいじゃないと思った単純な私は、司教区博物館も見学することにしたのです。
見たいものを見逃してしまう
中に入ってみると、
大聖堂の発掘プロジェクトや、
ローマ時代のパルマについての展示などが並ぶわけです。
思ったようなのと、違った。
パルマ近郊のロマネスクも紹介して欲しかった。(←勝手な言い分です)
などと思いながら歩き、そのまま博物館を後にしました。
でも、あとで公式HPを見たら、こんなものが展示されていたようなんです。
1955年にドゥオーモ広場の南側で発見されたこのモザイクは、およそ6世紀のものだそう。
HPの説明によると、博物館に展示されている部分は、六角形の蜂の巣模様で、その中央には花瓶、二対の魚、一対のイルカが描かれた円形の紋章があります。奉納者の名前が刻まれた碑文があることから、このモザイクはキリスト教の礼拝所に置かれていた可能性があり、おそらく現在の大聖堂の前に存在していた初期キリスト教時代のバシリカに置かれていたのではないかと考えられています。
簡素な線と色の組み合わせがとてもいいですよね。魚のひょうひょうとした表情が愛らしい。
実物が見たかったなあ。次回はちゃんと見ます。
司教区博物館(Museo Diocesano)、初期キリスト教時代からのパルマを味わえます。
昼食
ボローニャに移動する前に、パルマの駅前で昼食をとることにしました。
Ristorante Al Parmigiano
Via Trento, 11, 43122 Parma
泊まっていたホテルとは別のホテル(Novotel Parma Centro)の中にある店です。
「急ぐので主菜だけにします」と地元料理をひと皿お願いして、グラスワインを飲みながら待ちました。
注文した主菜は、すぐに運ばれてきて、
電車の時刻まで、もう少しだけ時間があったので、デザートも注文しちゃいました。
たいへん美味しゅうございました。
サービスも料理も、文句なし。
店を出ると、泊まっていたホテルに戻って荷物を引き取り、電車に乗りました。
行き先はボローニャです。
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