2019年GWの旅行八日目、最初の目的地はPistoia。泊まっているシエナ(Siena)から北に約104km、車で約80分の道のりです。
5月1日(水)に訪問したのは6か所。
30 ~ 33. ピストイア(Pistoia)
34 ~ 35. ルッカ(Lucca)
ピストイア(Pistoia)での目的は四つのロマネスク訪問と昼食です。
管理人がいる屋内駐車場に停めようとすると「今日は祝日みたいな日だから13時から17時までは車が出せなくなりますが、良いですか?」とのこと。昼食を終えたら出発しようと考えてましたから、それは困る。車はパーキング・チケットの場所に停めました。
まず、目指したのはサン・ゼノ大聖堂(Cattedrale di San Zeno)。
広場に着き、大聖堂の北壁を見ました。
二色大理石と、アーチの下のひし形。
5月1日だからか、このあと労働者のパレードと集まりがありました。車はその警備車両だと思います。ユニフォーム姿の人たち、ビシッとしてるかと思ったら大間違い。楽しそうにくっちゃべってました。イタリアですもんねえ。ここ。
大聖堂の北側には美しいドゥオーモ広場(Piazza del Duomo)。
広場の反対側まで行って、北壁と鐘楼とファサードを写真におさめました。
案内板によると大聖堂は12世紀~13世紀に、1108年の火災で焼け落ちた教会の跡地に建てられました。
鐘楼は、ビフォラ(bifora、開口部が二つの窓)を持つ三階建てが12世紀に建てられました。色大理石のアーチが14世紀初めに加えられ、尖塔と時計盤が16世紀後半に加えられました。
尖塔は、無いほうが良かったなあ、、、個人的な感想としては。
ファサードに向かって移動すると、ファサードの西側に洗礼堂。
案内板によると洗礼堂は14世紀にサンタ・マリア・イン・コルテ教会(Chiesa di Santa Maria in Corte)の跡地に建てられました。
洗礼堂の東扉口
ファサードを振り返ります。
ファサードのポルティコは14世紀、ファサードの中央の扉口の聖母子は16世紀。
中に入ります。
立派です。
南側から地下聖堂におりられます。
上の写真の、階段手前の床にある鉄網。下をのぞくと
近づきます。
階段をおりて地下聖堂へ。
壁にレリーフが置いてあります。
地下聖堂かなり広いです。
地上に戻り、ファサードから外に出ようとして、ふと床の一部が違うことに気づきました。
テラコッタ風のが新しい床、白黒のが古い床かなと思います。
古い床、味があって好きです。
外に出てファサードを振り返りました。
サン・ゼノ大聖堂(Cattedrale di San Zeno)、ピストイア(Pistoia)のドゥオーモです。
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