ピアン・ディ・スコ(Pian di Scò)

2019年GWの旅行三日目、二番目の目的地はPian di Scò。レッジェッロ(Reggello)からセッテ・ポンティ道路を南に約6km、車で約12分の道のりです。

町に近づくと、印象的な鐘楼が見えて、胸が高鳴ります。道を挟んで向かいに駐車場がありますから、そこに車を泊めて教会へ。

スコのサンタ・マリア教会(Pieve di Santa Maria a Scò)。

ロマネスク教会、後陣の一つが鐘楼と合体しちゃってるんですねえ。

北壁

façadeの方へ。教会の西側にはオリーブ畑が広がっています。

façade

façadeには、五つのアーチ。

下調べをした時、教会の Facebook アカウント(Parrocchia di Pian di Scò)に4月26日に訪問できるか、何時から何時まで開いているかを問い合わせると、ありがたいことにすぐ返信がありました。

la chiesa sara aperta il 26/04 dalle 9 alle 19.
(教会は4月26日は9時から19時まで開いているでしょう。)

実際に開いてて、良かった♪

早速、中へ。

façadeを背にして内陣を向く

華美な装飾は無く、石と木のしずかな佇まいが心を落ち着かせてくれます。

南側廊
北側廊
後陣を背にしてfaçadeを向く

façade側の左右三つずつ、六つの柱に柱頭彫刻があります。

身廊と北側廊
身廊と南側廊

柱頭を再利用しつつ修復したってことでしょうか。明らかにfaçade側(柱頭のあたり)の石と奥の石とでは、異なっています。

柱頭をみます。

口元が笑っているような
簡素な、ぐるぐるモチーフ、南側。
簡素な、ぐるぐるモチーフ、北側。
登場人物が多い柱頭。どんな場面なんだか、見当もつきませんが
同じ柱頭の別角度
さらに別角度
もひとつおまけに別角度

西扉口にいちばん近い位置の、人物たち。何を意味するのかは分かりませんが、独特で簡素な表現に惹かれます。

この後ろ姿も、なかなか、いいですよね。

スコのサンタ・マリア教会(Pieve di Santa Maria a Scò)。奇妙な柱頭彫刻があります。

“ピアン・ディ・スコ(Pian di Scò)” への2件の返信

  1. エミリアさん
    先日はどうもでした。
    トスカーナの美しくも懐かしい写真、楽しいです。この辺りは、もうひと昔も前の訪問となるので、再訪しないといけないなぁ、と思わされます。あの時は、写真、ほとんど失敗しちゃったしね。

    ところで、ブログの引っ越しが済みまして、今度はリンクが簡単に張れるのを発見したので、こちらのブログ、勝手にリンクしちゃいました。迷惑だったら言ってくださいね。
    では、今後の記事も楽しみにしていますので、頑張ってアップしてくださいね~!

    1. Corsaさん、
      こちらこそ、先日はありがとうございました☆

      いまトスカーナで買ってきた本を読んでいます。たくさん買ったので少しずつ。そしたら未知の魅力的な教会がいっぱい載ってるもんだから、行ったばかりというのに再訪したい気持ちがふくらみ続けてます。

      ブログの引越し、おめでとうございます!リンク光栄です。Corsaさんのブログは読んで楽しくためになる文章と写真が満載。引き続き楽しみにしています。

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